イタリア陸軍向けICH-47Fチヌーク初号機が初飛行

イタリア陸軍向けICH-47Fチヌーク初号機が初飛行

アグスタウェストランドは2013年6月24日、イタリア陸軍向けICH-47Fチヌークがアグスタウエストランドのヴェルジャーテ工場で初フライトしたと発表しました。このフライトは約15分で、基本的な操作テスト、メインシステムのチェックなどが行われました。

アグスタウェストランド ICH-47Fチヌーク

イタリアの調達担当部門、Italian MoD Procurement Agency (ARMAEREO)とは16機の発注、4機のオプションで契約しています。デリバリーは2014年初頭、納入終了は2017年の予定で、CH-47Cチヌークの機材更新を行います。

ICH-47Fはボーイングが胴体を製造、アグスタウエストランドが設計、システム統合、機体の最終組立て、デリバリーを担当しているもの。イタリア陸軍には独自の通信システム、データリンクなどを採用したもので、アメリカ陸軍ではCH-47Fとして導入されているグラスコックピットを採用した最新型のチヌークです。

メニューを開く