アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2013年6月27日、フィンランドのF-18C/Dの寿命中期アップグレード(MLU)プログラム用の機器とサポートなど、合計1.7億ドルの対外有償軍事援助(FMS)での輸出案を議会へ報告しました。
フィンランド政府はF-18C/D MLU 用としてKIV-78モード5 IFFを69基、AN/APX-11-30複合質問トランスポンダー69基、多機能情報分配システム、SUU-63パイロンを32基、これらのインテグレーションと各種テスト、スペアパーツ類、サポートの輸出をアメリカ政府に求めています。
DSCAはF-18C/Dのアップグレードが、地域の軍事バランスを変更しないと評価しています。
フィンランド空軍は、1947年に結ばれたパリ条約で爆撃機の保有を禁じられているため、F/A-18ではなくF-18としています。