アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は2013年6月27日、フランスへMQ-9リーパー無人機16機と付属機器、パーツ、訓練、サポートなど、合計15億ドルの対外有償軍事援助(FMS)での輸出案を議会へ報告しました。
DSCAは、フランスはNATOの主要国で、アメリカの同盟国であり、MQ-9の輸出で平和維持活動などで相互運用性が高まるとし、また地域の軍事バランスを変更しないと評価しています。
なお、フランス政府は以下の機体・機器と訓練・サポートの輸出を求めています。
■FMSにより輸出案
・MQ-9リーパー無人機16機
・移動地上コントロール・ステーション8基
・TPE331-10Tターボプロップエンジン48基
・衛星地球ターミナル・サブステーション24基
・Kuバンド・リンク空中コミュニケーションシステム40基
・合成開口レーダー/地上移動目標インディケーター・システム
・AN/DAS-1マルチ・スペクトル・ターゲティング・システム40基
・地上データターミナル40基
・ARC-210無線システム
・埋込み型GPS/INSシステム40基
・AN/APX-119 KIV-119 IFFシステム48基