中国国際航空、九寨黄龍空港でRNP-AR方式で着陸

中国国際航空、九寨黄龍空港でRNP-AR方式で着陸

中国国際航空は2013年7月25日、九寨黄龍空港でRNP-AR(Required Navigation Performance – Authorization Required)方式による飛行試験を機体記号(レジ)「B-5297」の737-700を使用して実施、成功したと発表しました。

観光名所の九寨溝にアクセスできる空港ですが、風光明媚な地理的な要因により、航空機の離着陸では気象条件が悪く、霧が発生すると視界不良となるほか、気流が不安定なことも運航に影響を及ぼす空港です。

この試験飛行により、二酸化炭素排出の削減や騒音区域を減らすといった効果に加え、着陸経路の短縮し、より安全な着陸を行うことができるようになります。なお、中国では2016年にRNP-ARでの着陸方式へ移行する計画です。

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