ボンバルディアは2013年7月24日、開発を手がけているCシリーズの初フライトが予定していた7月末からさらに数週間遅れる見込みと発表しました。Cシリーズの初号機「FTV1」、製造番号「50001」の公開時に初フライトは6月末としていましたが、これを7月末に遅らせ、さらに数週間の遅れとなるもの。
ボンバルディアは「FTV1」で、補助動力ユニット(APU)とプラット&ホイットニーのPW1500Gエンジンの試運転は順調に行ったとしています。また、最新のソフトウェアのアップデートも順調に行われたとしています。順調さの一方、技術的な部分で、ソフトウェア統合でさらに時間がかかるとしており、これにより初飛行がさらに数週間ほど延期されています。
なお、FTV1の初フライトに向けて最終段階にあり、システム系統を統合するアイアンバード「Complete Integrated Aircraft System Test Area(CIASTA)」でのテストも含めて、各種の地上テストを順調に進めているとしています。