航空局、自治体から就航の提案募集を開始 羽田発着枠の地方路線配分で

航空局、自治体から就航の提案募集を開始 羽田発着枠の地方路線配分で

国土交通省は2013年9月4日、政策コンテストによる羽田発着路線の提案募集を開始しました。2012年11月28日に「羽田発着枠配分基準検討小委員会報告書」で羽田発着枠の政策コンテストの提言を受け、懇談会を設けて評価基準を議論、その意見をうけた評価基準を策定していました。

政策コンテストは地方自治体が応募主体となり、航空運送事業者が共同提案を行います。小需要の地方路線の充実を図ることが目的で、コンテスト枠の提案は1つのコンテスト枠を、複数の対象路線を共同で通年使用することも可能です。提案は就航路線の集客、運航計画を策定し、採算性を高め、羽田発着枠を有効活用につなげます。

対象となる路線は1便・3便ルール対象路線の羽田発着庄内、佐賀、鳥取、三沢、八丈島、能登、石垣、稚内、南紀白浜、大館能代、中標津、奄美大島、宮古、石見、紋別、山形、大島、三宅島、中部、久米島線の20路線。2014年夏スケジュールから2015年冬スケジュールの2年間にわたり、3便分の発着枠を利用し、運航が可能です。

応募は10月15日まで、10月下旬から11月上旬には提案者のヒアリングと評価を行い、11月中にコンテスト枠の路線が決定します。

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