スホーイ、州際航空委員会からRRJ100-95LRの型式証明を取得

スホーイ、州際航空委員会からRRJ100-95LRの型式証明を取得

スホーイは2013年8月22日、ロシア州際航空委員会(Interstate Aviation Committee:IAC AR)からSSJ100の長胴型RRJ100-95LRの型式証明を取得したと発表しました。これにより、ロシアの航空会社はRRJ100-95LRをロシア国内で運航することが可能になります。スホーイではこの型式証明の取得により、SSJ100が短距離から中・長距離の運航で仕様できるとしています。

スホーイは2013年2月15日、SSJ100を製造するコムソモリスク・ナ・アムーレから、モスクワ・ジュコーフスキーのフライト・テスト・センターへ機体を移動させ、認証を行っていました。

飛行試験のプログラムでは、製造番号「95032」の機体を使い、60便以上、115飛行時間に渡り、エンジンや自動制御機器のテスト、安定性、操縦性能などを実施しました。

このSSJ100LRは航続距離4,578キロメートル、最大離陸重量は49.45トン、エンジン推力はSSJ100-95Bから5%向上しています。この初号機はエコノミー90席のモノクラス仕様で、ロシアのガスプロムアビアへ2013年第3四半期にデリバリーされる予定。ガスプロムアビアからはRRJ100-95LRを10機受注しています。

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