セブパシフィック航空がマニラ発の成田、名古屋路線を開設する、と旅行業界紙TTG Asiaが伝えている。記事によると、日本側の認可待ちだという。
セブパシフィックは2011年中にA320型を5機受領する予定で、10月には新造機を3機受領し、フィリピン国内線を増便する。また、2012年から2014年にかけて、さらに16機を受領する予定で、日本だけでなく、中国などの路線拡大を計画している。
同社は格安航空会社(LCC)で、たとえば、マニラ/台北を1499ペソ(日本円:約2850円)で販売するなど運賃の安さも売りのひとつ。すでに関西空港にも就航しており、成田、名古屋への就航となれば、エアアジアや春秋航空、日系LCCのA&FやスカイマークなどとともにLCCの競争がヒートアップしそうだ。