エアバス、2機目のA350 XWBが近くテスト飛行へ

エアバス、2機目のA350 XWBが近くテスト飛行へ

エアバスは2機目のA350 XWBの製造番号(MSN)「003」がテスト飛行にこの数週間で加わる見込みと発表しました。エアバスはA350 XWBの型式証明取得にあたり、5機体制でテストフライトを実施していく予定です。

Airbus A350 XWB F-WXWB

2機目のMSN「003」は寒冷地、高温でのテストフライトを実施します。すでにトレントXWBエンジンを搭載し、地上テストを実施しています。

他の3機のテスト機のうち、MSN「002」は客室装備を搭載した初のA350となります。この機材はツールーズの最終組立ラインで室内での地上テストを実施しており、9月中にも客室装備を導入する予定です。この装備はギャレー、乗務員の休憩室などの装備を含め搭載していきます。

MSN「004」と「005」は組立を手がけている段階。このうち「004」は胴体の3セクションの接合を完了、次に主翼、垂直尾翼、水平尾翼の取り付けに着手するところ。「005」も客室装備を搭載した機体で、近く最終組立ラインでの作業がはじまります。

なお、A350初号機で「001」の機体記号(レジ)「F-WXWB」は150飛行時間を重ねており、5機で合計2,500飛行時間で型式証明の認証プロセスを進めていきます。

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