アメリカ空軍T-38C、20ドルのカバーで1.4万ドルのMFDを保護

アメリカ空軍T-38C、20ドルのカバーで1.4万ドルのMFDを保護

アメリカ空軍は、2013年9月11日、第12飛行訓練航空団(12FTW)でT-38Cタロン練習機のマルチ・ファンクション・ディスプレイ(MFD)に新開発のカバーを使用しはじめたと発表しました。

T-38Cは射出座席を新型のものに換えたところ、パイロットが乗り込む際にくるぶしがMFDのガラス面に接触して破損する事故が多発しました。12FTWは昨年1個1.4万ドルのMFDを13個交換する事態となっていました。

12FTWの整備士らは救命機器オフィスの隊員と協力して、オープンカーの幌に使う布でカバーを製作し、地上では装着することにしました。カバーの制作費はたったの20ドルで、1.4万ドルのMFDを保護できるのですから空軍当局はご満悦です。

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