ユーロコプターは、2013年9月20日、アメリカ・ミシシッピ州コロンバス工場にAS350の最終組み立て・試験施設を増設するなど生産能力を拡大すると発表しました。
アメリカ陸軍は2014年以降ユーロコプターUH-72Aの調達を停止すること決めており、同社はAS350の最終組み立てラインを増設するなど現地化を拡大することにより、軍や公的機関からの受注を促進させることを狙っています。
コロンバス工場は、テキサス州グランドプレーリー本社に次ぐ、アメリカン・ユーロコプター第2の拠点で、280機のUH-72Aを予算どおりに計画を前倒しして納入しています。
ユーロコプターは世界中のヘリコプター市場の約40%をおさえ、AS350は3,549機が運用中です。その約4分の1がアメリカで使われており、2012年にはアメリカン・ユーロコプターは42機のAS350を納入しています。