防衛省、F-35A 2機を発注 機体単価は約140億円

防衛省、F-35A 2機を発注 機体単価は約140億円

防衛省は2013年9月30日、航空自衛隊の次期戦闘機ロッキード・マーティンF-35AライトニングII 2機を、アメリカ政府から有償軍事援助(FMS)で調達する総額約455億円の契約を、9月2日に結んだと発表しました。空自のF-35Aは昨年度の4機とあわせると、6機が発注済みとなりました。

防衛省では、国内生産に必要な約877億円の一部を機体価格に上積みした結果、今回発注した2機の単価は約140億円と説明しています。昨年度発注の4機はアメリカから完成機を輸入するため単価は約102億円でした。

契約の概要
・F-35Aの機体(エンジンを除く)2機(約230億円)
・F135エンジン3台(スペア1台含む)(約44億円)
・教育用機材(約16億円)
・ALGS整備費用(約76億円)等
合計約455億円

また、9月30日に国内企業3社と生産に関する総額877億円の契約を結びました。これはF-35Aの最終組み立てや部品の生産を国内で実施するために必要なものです。

1:FACO(三菱重工業株式会社)約639億円
2:エンジン部品(株式会社IHI)約182億円
3:レーダー部品(三菱電機株式会社)約56億円
合計約877億円

メニューを開く