羽田空港の国際線発着枠の配分が近づいていますが、これに関してロイターは全日空(ANA)へ発着枠が傾斜配分される見込み、と伝えています。ロイターはANAに11枠、日本航空(JAL)には5枠としています。また、アメリカとの航空交渉が行われていないため、この発着枠については留保している模様です。
今回、国内線に続き、国際線の発着枠を傾斜配分すると、JALだけでなく、ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えているように、「ワンワールド」からの反論も予想されます。特に、アライアンス各社は世界各地の空港でバトルを繰り広げているだけに、今回の枠の配分はワンワールド、スターアライアンス、そしてデルタ航空などがいるスカイチームとアライアンスからは異論、反論が起きそう。
ただ、各社を利用する旅客に一番メリットがある配分だと、航空局は説明する必要があると思われます。