海上保安庁、羽田所属ガルフストリーム、DHC-8-300で火山活動監視

海上保安庁、羽田所属ガルフストリーム、DHC-8-300で火山活動監視

海上保安庁は2013年11月20日、西之島付近で新島を視認、その活動状況を報告しています。海上保安庁は羽田航空基地所属航空機を飛行させてその活動状況を確認しており、11月20日はLAJ501のうみわし2号、ガルフストリームG-V、11月21日はMA722のみずなぎ、DHC-8-300を飛行させ、状況を監視しています。すでに11月20日に船舶の安全確保のため、航行警報が発出されています。

現場は東京から南に約1,000キロメートル、父島から西に約130キロメートルにある無人島の西之島付近。

11月21日は13時10分から14時17分まで、MA722のみずなぎに海上保安庁職員と東京工業大学火山流体研究センターの野上健治教授が搭乗し、観測を実施。野上教授は「活動は活発化し、活動が終息する兆しはない。海面下のかなり浅い所にマグマが上がってきており、昨日と変わらず速いレートで供給されていると推測される」とコメントしています。

海上保安庁海洋情報部は海域火山データベースの「西之島」に現在の活動状況について航空写真を掲載しています。

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