カンタス航空は2013年11月11日、オーストラリアの先住民アボリジニ風のデザインを採用した特別塗装機がシドニーに到着したと発表しました。
機体記号(レジ)「VH-XZJ」の737-800で、アボリジニのデザイナー、パディ・ベッドフォード(Paddy Bedford)さんのデザインを採用しました。このフェリーフライトには、ベッドフォードさんの娘などアボリジニのデザインにゆかりのある人たちが搭乗しました。
なお、カンタス航空はこの機材の愛称に「Mendoowoorrji」と名付けました。機体の塗装に採用したデザインが2005年の作品「Medicine Pocket」で、西オーストラリア州イーストキンバリー地域のベッドフォードさんの故郷にあたることから、この愛称を採用しました。
カンタス航空はこれまでも芸術作品をモチーフにした機体を就航しており、この機材は「フライングアート」シリーズとして4機目となります。