エティハド、ダーウィン・エアラインに出資 欧州リージョナルブランド設立

エティハド、ダーウィン・エアラインに出資 欧州リージョナルブランド設立

エティハド航空は2013年11月17日、スイスに拠点を置くダーウィン・エアラインの株式33%を取得すると発表しました。あわせてダーウィン・エアラインはエティハド・リージョナルとしてヨーロッパ域内でネットワークを展開し、エティハド航空の資本アライアンスの1社として活動します。エティハド航空はこの株式取得にあわせ、アブダビ/チューリッヒ線を開設します。

ダーウィン・エアラインの株式取得は政府の承認が条件。ダーウィン・エアラインは現在、50席のサーブ2000を10機保有、これを使い、21地点に就航。エティハド航空の株式取得が認められれば、エティハド航空の資本提携の7社目、ヨーロッパでは4社目となる提携先で、ヨーロッパ域内のセカンダリ・マーケットに就航します。

ダーウィン・エアラインはこれまでの「F7」「DWT」を使い、「エティハド・リージョナル」へリブランドし、機体の両側に「Etihad Regional」のロゴを掲出します。この提携で、エティハド・リージョナルは、エティハド航空が資本提携するエア・ベルリン、エア・セルビアとも接続し、4社でコードシェアを行う予定です。

2014年4月からはダーウィン・エアラインはデュッセルドルフ発着でベルリン、ケンブリッジ、ロンドン・シティ線、ベルリン発着ポズナン(ポーランド)、ブロツラフ(ポーランド)線、ジュネーブ/ツールーズ線、チューリッヒ/ライプツィヒ線、ローマ発着ティラナ(アルバニア)、ザグレブ線を開設する計画。

さらに5月にはチューリッヒ発着のジュネーブ、フィレンツェ、タリン線、ジュネーブ/ベオグラード線、6月にはチューリッヒ発着でリンツ、グラーツ、ヴェローナ、リヨン線、ジュネーブ発着でボルドー、マルセイユ、ナント、ヴェローナ線に就航します。

いずれの路線ともエティハド航空のマイレージプログラム「エティハド・ゲスト」のマイル獲得、または特典航空券交換の対象となります。

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