川崎重工は2013年11月18日、H-ⅡAロケット23号機用衛星フェアリングを種子島宇宙センターに向けて出荷したと発表しました。岐阜県各務原市の岐阜工場で設計・部品製造、兵庫県播磨町の播磨工場で組み立てが行われました。
この衛星フェアリングは、種子島宇宙センターで打ち上げられるH-ⅡAロケット23号向けで、三菱重工業に納入されました。このロケットは2013年度内の打ち上げ予定で準備が進められます。
衛星フェアリングは、直径4メートルのシングル・タイプ(4S型)で、衛星が1機組み込まれています。H-ⅡAロケット23号機は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同開発を行った全球降水観測(GPM)主衛星を搭載します。