イラン核開発6カ国協議合意、戦闘の危機回避か

イラン核開発6カ国協議合意、戦闘の危機回避か

スイス・ジュネーブで2013年11月23日に行われたイラン核開発に関する6カ国協議で初めて合意が成立し、問題解決へ一歩前進しました。

6カ国協議はイランとアメリカ、中国、ロシア、ドイツ、フランスによるもので、イランが核兵器開発につながるウラン濃縮などを制限する見返りに、現在行われている経済制裁を一部緩和するというものです。

これまでイランは経済制裁に対抗するためホルムズ海峡の封鎖を示唆し、アメリカが空母を派遣するなど地域の緊張が高まっていました。しかし、イランの核施設攻撃を辞さないとの方針を表明していたイスラエルは、この合意に反発しておりオバマ大統領が説得にあたっています。

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