シコルスキーは2013年12月5日、ブルネイ国際防衛展(Bridex)会場で、ブルネイ空軍向けのS-70iブラックホーク・ヘリコプター2機を、同国国防省へ納入したと発表しました。さらに2機が現在ブルネイ空軍による納入検査を受けています。
ブルネイ国防省は12機のS-70iを発注しており、2014年中に全機が納入される予定で、さらに10機のオプション契約も交わしています。
ブルネイ空軍ではS-70iを、捜索救難、人道支援、主権侵害対策、兵員輸送、緊急医療など多目的に使用します。
4機のS-70iは予定より2ヶ月早く、フロリダ州ウエスト・パームビーチのブラックホーク完成センターから、アントノフ輸送機で11月27日にブルネイに到着していました。
S-70iはシコルスキーが直接海外の政府や軍隊に販売する機体で、S-70M(UH-60M)と同等の性能を発揮します。