将来の空港セキュリティ・チェックはこうなる-3つのレーンでチェック

将来の空港セキュリティ・チェックはこうなる-3つのレーンでチェック

将来の空港セキュリティ・チェックの模型を国際航空運送協会(IATA)がこのほど公開した。長蛇の列を解消し、ハイジャック犯などのリスク要因を減らすことを目指している。

IATAが公開した将来のセキュリティチェックこの新しいシステムでは3つのレーンが用意されている。生体認証技術を採用したICパスポートに記録されている情報から、「known traveler」「normal」「enhanced security」に振り分けられ、指定されたレーンを進む。このレーンはそれぞれのリスクに分けて検査。もっとも危険度が高い「enhanced security」は要注意人物が通るコースだが、普通の人からも数人が任意に選ばれるという。ただ、どのレーンを通る時も服を脱いだり、手荷物を出すこと無く通過できるので、長蛇の列は解消されそう。また、このゲートを通過すると、通関手続きや出国手続きも一緒に行うことが出来るという。

今後はICAOとも安全性について議論をふかめながら導入を進めて行くという。

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