BAEシステムズは、ランカシャー州サムルズベリー工場のゲートに、2機の「ライトニング」の模型をディスプレイします。
ひとつはイングリッシュ・エレクトリック(EE)ライトニングで、BAEシステムズの前身のひとつであるEEが、サムルズベリーで生産し1951年11月3日に初飛行させたイギリス初のマッハ2級戦闘機です。
もうひとつはロッキードF-35BライトニングIIです。BAEシステムズは乗員脱出システムや燃料システムの設計・開発を行い、後部胴体と尾翼の生産を分担しています。
ディスプレイは2014年夏に完成する予定です。イギリス人にとってライトニングはEEライトニングでしたが、これにF-35が加わることになります。アメリカ人にとってのライトニングは、ロッキードP-38ライトニングでしたからそれぞれ都合よく解釈しているようです。日本にも雷電、イタリアにもマッキMC202フォルゴーレ(Folgore : イタリア語で稲妻)なんて戦闘機がありました。