サウジアラビアのサウディアが2014年1月5日、マディーナのプリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港に緊急着陸、メイン・ランディング・ギアが正常に動かず、乗客29名が負傷しました。SV2841便で、イランのマシュハド発、サウジアラビアのマディーナ着で、1996年製の767-300ERの機体記号(レジ)「HS-BKE」です。
Youtubeに投稿されている動画をみると、右側の主脚あたりから着陸時に火花が散る様子が見受けられ、ロイターが配信する画像でも右側エンジンを地面にすっている様です。
この便には乗客299名、乗員16名が搭乗していましたが、29名が負傷しました。17名が軽傷、12名が病院に運ばれ、このうち9名は手当を受けて退院、3名は重傷とサウディアでは発表しています。
なお、この事故の影響を受け、プリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港の滑走路は24時間閉鎖となり、離発着が行われていません。
サウディアでは緊急対策委員会を設置し、事故にあった乗客の対応を優先し、対応していくとしています。