シコルスキーは2014年1月6日、S-61Tヘリコプターが初飛行に成功したと発表しました。S-61TはS-61をグラスコクピット化した近代改修機です。
シコルスキーは2010年からS-61の近代改修を計画し、構造の完全改修と主要動力システムのオーバーホール、電気配線の刷新、複合材製メインローターブレードやグラスコクピットを採用するなどして2013年後半にS-61Tが完成しました。
シコルスキーはアメリカ国務省から13機のS-61Tを受注し、2014年第1四半期に初号機を納入します。その後5年間に最大110機の改修も可能な契約を結んでいます。