ブルーインパルスの接触事故、20名体制で調査を実施中

ブルーインパルスの接触事故、20名体制で調査を実施中

航空自衛隊は、ブルーインパルスの1番機と2番機が2014年1月29日11時24分ごろ接触した事故について、航空安全管理隊の調査官20名体制で調査を実施しています。小野寺防衛相が1月31日の記者会見で明らかにしました。

調査は隊員などからの聞き取り、破損状況の確認などで事故原因を特定していくもので、これについて小野寺防衛相はまだ調査中として明言していません。また、ブルーインパルスは日常的に激しい訓練を行っているものの、「どのような訓練においてもあってはならないことだと思っています」とコメントしています。

なお、読売新聞では「事故調査にめどが立つまで、曲技飛行訓練を見合わせる」という1月31日の斉藤治和航空幕僚長談を伝えています。石巻かほくによると1月30日に松島基地の地元、東松島市と石巻市が有馬龍也松島基地司令に早期の原因究明と事故の再発防止策を求める要望書が手渡されています。

松島基地のブルーインパルス訓練予定でも2月3日以降の予定が未定となっています。なお、夜間飛行訓練などは実施される予定です。

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