航空機メーカーATRは2014年1月20日、南米で初めてATR「-600」シリーズのフライトシミュレータを設置したと発表しました。これはコロンビアのボゴタに設けられたもので、アビアンカ航空が運営、ATRが運用を支援します。
アビアンカ航空の訓練施設に設置されたATRのフライトシミュレータはヨーロッパ航空安全庁(EASA)、コロンビア民間航空局(UAEAC)から認証を取得したもの。このFFSは、低消費電力を実現した電気空気圧モーションシステムを採用しています。
ATRは、これまでツールーズに加え、ヨハネスブルク、シンガポールでFFS施設を設けていますが、ボゴタでの開設により、さらに世界の航空会社へのサポートを拡充できるとしています。