エアバスは28年前、1987年2月22日にA320の初号機、機体番号(レジ)「F-WWBA」がトゥールーズで初飛行を行いました。このエアバスのベストセラー機はこれまで、A318、A319、A320、A321の単通路機で10,196機を受注、5,924機を引き渡しています。
日本でも全日空(ANA)、スターフライヤー、ピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラエアが導入しています。
初飛行したA320の製造番号001は、初飛行時の「F-WWAI」から現在の「F-WWBA」に機体記号を変え、最近ではシャークレット装着テストで飛行。その性能のデータ収集をはじめ、認証取得のために活躍しました。
このA320ファミリーは、既に受注済みの機材で5,723機あり、エアバスを代表する機種の1つであり続けます。特に、今後は新しいエンジンを装着するA320neo、「New Engine Option (neo)」が登場します。
ちなみに、A320シリーズの価格は、2014年のカタログ上はA318が7,190万ドルで約74億円。A319が8,580万ドル、A320が9,390万ドル、A321が1億1,010万ドルとなっています。
■A320neo: A focus on innovation