ヴォルガ・ドニエプル、羽田からバイコヌールへ通信衛星を輸送

ヴォルガ・ドニエプル、羽田からバイコヌールへ通信衛星を輸送

ヴォルガ・ドニエプル航空は2014年1月22日、日本からカザフスタンへトルコの通信衛星「Turksat 4A」を輸送したと発表しました。これは三菱電機が製造した衛星で、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地に輸送、2月の打ち上げに向けて準備が奨められています。An-124-100ルスランによる輸送で、機体は「RA-82045」が使用されました。羽田空港での様子はFlyTeamメンバーから航空フォトが投稿されています。

羽田空港でのヴォルガ・ドニエプル航空 航空フォト一覧

ヴォルガ・ドニエプル航空はこの輸送にあたり、衛星をこの輸送目的の特別なコンテナに格納。総重量60トンで、飛行中やテクニカルストップでの離着陸時にも10度と一定の温度管理を行い、輸送しました。また、このフライトでは日本の専門家も同行したそう。

ヴォルガ・ドニエプル航空は宇宙開発に関連する貨物輸送では世界でも抜きんでており、そのプロジェクトを管理する豊富な経験を蓄積しているとアピールしています。なお、2013年にはヴォルガ・ドニエプル航空は50件以上の航空宇宙産業の輸送に携わり、これまで3,500件を超える衛星をはじめとする航空宇宙産業向けに輸送を十比しています。

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