ガルーダ・インドネシア航空は2013年の決算はドル高ルピー安の影響を受け、最終利益が前期の1億1080万米ドルから9割減の1,120万米ドルに留まったと発表しました。2013年はガルーダと格安航空会社(LCC)のシティリンクへの機材導入に注力した1年で、旅客数は2500万人と2013年から22.3%増加しました。
2014年は「グローバル・プレイヤー」へ飛躍する年としています。すでに発表されている通り、3月5日にスカイチームへ加盟し、アライアンスへの仲間入りを果たします。
機材導入も継続し、2014年は27機の新造機を受領する予定です。内訳は777-300ERを2機、A330を4機、737-800を12機、CRJを3機、ATR 72-600を6機で、2014年末の全機の機齢は4.5年となる見込み。
国際線の新路線は777-300ERで就航を延期していたロンドン線をはじめ、マニラ、ムンバイ線に就航する計画です。
また、2014年はLCCのシティリンクの株式公開を予定しているほか、グランド・ハンドリング・サービスのGapura Angkasaを子会社化、デンパサール国際空港のターミナルのグランドオープン、最大で16機を収容できる新しい格納庫の完成などを予定しています。