2014年7月にイギリスで開催されるロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)とファンボロー航空ショーで、F-35ライトニングIIが国際デビューを果たしそうです。2014年3月26日付けでロイター通信が伝えています。
複数の関係筋が明かしたもので、F-35Bを2機か3機大西洋横断させて、2つのエアショーに展示する計画です。このうち最低1機はイギリスが受領しているF-35B、3機のうちの1機で、イギリス人パイロットが操縦することが求められています。
これはF-35開発の最大のパートナーであるイギリスからの要請で、近くアメリカ国防総省のF-35開発担当部局が検討の上、同省幹部へ展示を推薦する見込みです。イギリスへ展開することにより、空中給油や補給、整備、セキュリティー・システムなどを海外で実際に試す機会にもなります。
海外展開にかかる費用は、イギリスとアメリカ国防総省F-35計画事務所、アメリカ海兵隊、産業界が負担するとのことです。
ボーイングもRIATでF/A-18E/Fスーパーホーネットを展示する予定ですが、F-35Bの展示が実現すると霞んでしまいそうです。