運輸安全委員会はANAウイングスが運航していたANA1613便、ボンバルディアDHC-8-314型、機体番号(レジ)「JA805K」を重大インシデントとして航空事故調査官が調査を開始した。運輸安全委員会の説明では、2011年6月27日午後4時46分に伊丹空港を離陸。伊丹空港から南西約50キロメートル、高度約2000メートルを上昇中、機体左側の第1エンジンから異音を発生、タービン温度が制限値を超過。同エンジンを停止して伊丹空港に引き返し、午後5時18分に着陸している。
この「JA805K」は2003年4月に当時のエアーニッポンネットワークにデリバリーされている。初フライトは2002年10月29日。
全日空(ANA)ではこれに関連し、「お客様ならびに関係の皆様に、ご心配およびご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。」と文書を発表している。