欧州連合の運輸部門ではヨーロッパへの乗り入れ禁止航空会社のリスト、「EU航空安全リスト(the EU air safety list)」を2014年4月10日付で更新、国ではアフリカのスワジランドの航空会社を乗り入れ禁止から除外、航空会社ではフィリピンのセブパシフィック航空、カザフスタンのエア・アスタナを除外しました。これにより、乗り入れ禁止リストから除外された航空会社は、ヨーロッパ各地への新規の路線就航が可能になります。
カザフスタンのエア・アスタナは2009年以来の乗り入れ再開が可能になります。ただし、他のカザフスタンの航空会社は引き続き、ヨーロッパへの乗り入れは禁止されています。
また、乗り入れ禁止は継続されるものの、リビア、スーダン、モザンビーク、ザンビアなどの航空業界には安全面で進展があるとして、次の更新時の禁止リストからの除外が期待されます。
これにより、ヨーロッパへの乗り入れ禁止は国では20カ国・地域、294社となります。
また、乗り入れ可能ですが、運航に厳しい条件付きとなる航空会社はエア・アスタナ、アフリジェット・エアラインズ、ガボン・エアラインズ、SN2AG、高麗航空、エアリフト・インターナショナル、エア・サービス・コモロ、イラン航空、TAAGアンゴラ航空、マダガスカル航空です。
