ボーイング、リース市場で日本の存在感が拡大

ボーイング、リース市場で日本の存在感が拡大

ボーイングは2014年 4月 14日、東京で投資家向け会議を開催、日系銀行が航空機ファイナンス ビジネスへの参入を目指していると見解を発表しました。世界で航空機需要が高まり、各メーカーの製造機数も連続して記録更新していることが背景にあります。東京での会議には、日系銀行、投資会社、航空機リース会社、輸出信用機関、法律事務所などから150名以上が参加しました。

ボーイングは2014年度の世界ファイナンス市場予測として、航空機メーカーが年末までに約1,120億ドル相当にあたる機数のデリバリーを見込み、全民間金融機関の貸付金の約5分の1にあたる新造機に対する投資面で、日本が世界の銀行の中でも重要な役割を担うとみています。

また、航空機に対する投資機会が増加し、非機関投資家を含む日本の民間投資市場が担う役割は増加するとしています。特に日本では、日本型オペレーティング・リース、日本型レバレッジド・リース向け専門投資の私募発行市場があり、その市場は拡大していまることから、その存在感を高めるとしています。

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