フランスのダッソーは、ファルコン7Xの250号機がフランス・ボルドー近くのメリニャックにあるチャールズ・リンドバーグ・ホールをロールアウトしたと、2014年4月16日に発表しました。
250号機は2014年はじめに最終組み立てに入り、6月中にはアメリカ・アーカンソー州リトルロックのファルコン完成センターに飛び、年末までに顧客へ引き渡されます。
ファルコン7Xはダッソーのビジネスジェットで、最も速く売れている機体で、現在216機が34カ国で運用されており、2007年以来25万時間を飛行しています。
3基のエンジンを搭載することにより大西洋や太平洋横断が可能で、同級機より15%から30%の省燃費性能を持ちます。そしてアプローチ速度が104ノットと遅く、631メートルの滑走で着陸でき、アスペンやルガーノ、ロンドン・シティなど挑戦的な飛行場での運用も可能です。また、デジタル・フライト・コントロールを採用した最初のビジネスジェットでもあります。