エミレーツ、ドバイの滑走路修復期間中は20機程度を駐機へ

エミレーツ、ドバイの滑走路修復期間中は20機程度を駐機へ

エミレーツ航空は、2014年5月1日から7月20日までの80日間にわたり、本拠地のドバイ国際空港で実施される滑走路の修復期間中も全世界の就航地に運航すると発表しています。

ただ、40地点の運航については減便、または運航時間の変更を行います。エミレーツは減便する路線については機材を大型化し、供給座席数への影響は最小限にとどめるとしています。この期間中、およそ10億AED、日本円でおよそ279億円の収支に影響が及ぶとしていますが、滑走路の作業は必要不可欠だとしています。

この期間中は、エミレーツは運航ラインの投入機数を減らす計画で、5月は20機、6月と7月は22機は運航ラインから外します。この駐機期間を利用し、機材のアップグレードを進めます。機材に通信機器の装備、機内エンターテイメントシステムやメンテナンスなども行います。

また、期間中に初めて、777-300ERのランディング・ギアの交換をエミレーツのエンジニアリングスタッフで実施します。これを皮切りに、他の70機ある777でもランディング・ギアの交換を随時、実施していきます。

なお、貨物部門のエミレーツ・スカイカーゴは5月からドバイ・ワールド・セントラルでの運航を開始します。

期日: 2014/05/01 〜 2014/07/20
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