シコルスキーは2014年4月21日、有人・無人選択式のUH-60ブラックホーク・ヘリコプター実証機の初飛行に成功したと発表しました。
初飛行は3月11日にフロリダ州ウエストパームビーチで、アメリカ陸軍と協力して行われ、自律物資輸送機能開発への大きな一歩となりました。
この飛行にはシコルスキーのMatrixテクノロジーと先進地上制御ステーション(GCS)テクノロジーが使用され、自律ホバリングとGCSによる操縦で遠隔運用と危険な状況での物資補給能力を実証しました。
自律飛行可能なUH-60は、有人・無人飛行を状況に応じて決められるので、運用の柔軟性が高まり、しかも保有機数を増やす必要がないとしています。戦場のロボット化が着々と進んでいるようです。