国土交通省航空局は釧路空港の計器進入方式について、2014年4月23日から5月上旬までをめどに一時変更すると発表しました。空港管理の一環で実施した釧路空港周辺の障害物件の調査で、釧路空港の制限表面の一部に樹木が抵触していることが判明し、これに対応するものです。
カテゴリー1のILS進入で現行よりも高い進入限界高度での運航が必要となります。決心高度は現行の523フィートのところ549フィート、滑走路視距離を現行の550メートルから600メートルとします。
また、滑走路35からの計器飛行方式による北に向けた離陸では、現行よりも高い最低気象条件での運航が必要となります。
なお、樹木は除去に向けて作業を進めていますが、除去されるまでの間、運航の安全を確保する観点からの変更です。なお、釧路空港の高カテゴリー運航については影響は発生しません。