エアアジアは2014年5月9日、クアラルンプール国際空港第2ターミナル(KLIA2)へ移転することを発表しました。格安航空会社(LCC)向けのターミナルが完成も、設備や準備不足が伝えられ、正式な移転日が発表されたものです。
また、この移転に先立ち、5月8日にクアラルンプール到着便の一部便も既存のターミナルではなく、KLIA2を利用する便が発表されています。マレーシア国内線で21便、国際線21便が対象となります。日本路線の羽田、関西、名古屋線は予定通り、5月9日からの移転となります。
なお、KLIA2への移転当初は、専用チェックインカウンター、手荷物の優先チェックイン、ラウンジの利用などができるレッドカーペットサービスは一時停止するとしています。エアアジアは、ラウンジ施設の委託会社が業務を開始できる体制を整えること、KLIA2の運営体制が完全であるかを確認するためとしています。停止期間は4週間から6週間程度としています。
KLIA2へのアクセスはバス、タクシー、ERL(Express Rail Transit)、そしてスカイバス(SkyBus)を利用できます。また、KLIA2の営業開始1日前の5月1日から5月15日までは、マレーシア空港公団(MAHB)が無料のシャトルバスをKLIA2とLCCT間で15分から20分おきに運行します。詳しい情報はエアアジアの「AskAirAsia」に掲載されています。また、5月5日にエアアジアもKLIA2のウェブページを開設する予定です。