BAEシステムズ、15セット目のF-35後胴・尾翼を出荷

BAEシステムズ、15セット目のF-35後胴・尾翼を出荷

BAEシステムズは、2014年5月8日、同社製150セット目となるF-35の後部胴体と尾翼の製造を完了したと発表しました。

イギリス・ランカシャー州サムルズベリー工場で製造された150セット目の後部胴体と尾翼は、アメリカ・テキサス州フォートワースのロッキード・マーティンに出荷され、F-35A「AF070」として組み立てられます。

サムルズベリー工場では、最初の20機を開発段階として製造し、残りは量産機として製造しています。現在は5日に1機分のレートで生産していますが、2018年までには1日に1機分のレートにする準備を進めています。

イギリスの産業界は、500社以上の企業がF-35計画に関わり、生産の約15%を担当し、今後40年間に渡り大きな経済効果が期待されています。BAEシステムズは、F-35各型の後部胴体と尾翼のほか、艦載型F-35Cの翼端、STOVL型F-35Bのノズルベイ・ドアを製造し、機体・ミッション・システム、生命維持システム、診断管理の統合などで重要な役割を果たしています。

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