イージージェット、ドローンとウェアラブルデバイスで整備効率化【動画】

イージージェット、ドローンとウェアラブルデバイスで整備効率化【動画】

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、イージージェットは保有するA319、A320の220機の整備作業で、ドローン機を導入すると発表しました。機体の外装インスペクション、検査を行うために導入し、これにより運航遅延を最小限に抑え、安全性を保ちながら効率的な整備を行うとしています。

この無人機は2015年にも導入される予定で、ブリストル・ロボティクス研究室と既存の技術を生かしながら、プログラムを組んでいるとしています。数ヶ月以内に試験利用を行い、検査、保守作業に使います。ドローン航空機の利用により、通常は1日以上を費やす点検を正確、かつ数時間で行うことができるとしています。

さらに、ドローンの導入とあわせ、ウェアラブルデバイスを活用し、3DバーチャルリアリティやAR技術により、遠隔地から整備作業の支援を行う技術の研究を進めているとしています。イージージェットが就航する世界138空港で、均質の整備作業を実現するため、メガネを活用し、イージージェットのオペレーション・コントロール・センターでリアルタイムに機体の情報を把握し、適切な整備を行う環境を整えるとしています。

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