エアバス・ヘリコプターズは、2014年5月20日から5月25日までドイツのベルリン・エキスポセンター空港で開催されるILAベルリン・エアショー2014に、EC145 T2とEC135 T3、NH90 NFH、BO105を出展すると発表しました。
EC145 T2はEC145シリーズの最新型で、2014年4月半ばにヨーロッパ航空安全局(EASA)の型式証明を取得しました。すでに軍民両方から100機以上の受注を集めています。エンジンをパワーアップ、テールローターをフェネストロンに改め、アビオニクスを「Helionix」としてパイロットの負担を減らしています。
EC135 T3/P3もEC135シリーズの最新型で、2014年中に顧客への引き渡しが始まります。エアインテイクを改設計し、FADECエンジン制御ソフトウェアを近代化することにより、高温、高地、片発停止時の飛行特性を改善しています。
NH90 NFHはNATO諸国の要求で開発された海軍用のヘリコプターで、イタリア、フランス、ベルギー。ノルウェー、オランダが採用しており、ドイツ海軍もシーキングの後継機として採用する予定です。
BO105はドイツ製ヘリコプターの基礎を築いた機体で、現在も約700機が世界中で運用されています。ヒンジレス・ローターヘッドを備えて1970年に型式証明を取得し、今日のヘリコプターのベアリングレス・ローター・システムの道を拓いた機体です。今回のショーではループを含むアクロバット飛行を展示します。