リビア緊迫化 アメリカ海兵隊MV-22BとKC-130をイタリアに前進待機

リビア緊迫化 アメリカ海兵隊MV-22BとKC-130をイタリアに前進待機

アメリカ海兵隊のMV-22Bオスプレイ7機とKC-130ハーキュリーズ3機が、リビア情勢の緊迫化を受けて、スペインからイタリア・シチリア島のシゴネラ海軍航空基地に前進待機しています。アメリカ軍系のメディア「Stars&Strips」が2014年5月20日付で報じています。

リビアではこのところ反政府民兵組織の活動が活発化し、首都トリポリでも戦闘が拡大しています。すでにサウジアラビアやアルジェリアなどは公館を閉鎖して、大使館員を避難させるなどしています。

航空機とともに緊急対応チームも前進待機しており、不測の事態にはアメリカ大使館員などを救出する態勢を整えています。緊急対応チームは2012年のリビア・ベンガジのアメリカ領事館襲撃事件を機に組織され、2013年には南スーダンのアメリカ大使館員を救出しました。

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