新関西国際空港は2014年3月期(2013年4月1日〜2014年3月31日)の連結決算を発表、営業収益は前年度から25%増の1268億2700万円、営業利益22%増の326億1400万円、経常利益21%増の218億7700万円、純利益は239億3400万円と発表しました。前年度との増減は伊丹空港を運営するOATグループの決算を単純合計した数値との比較です。
営業収益は関西国際空港で外国人旅客が過去最多となり、旅客サービス施設使用料収入や免税、物販売上などの直営事業収入が増収となり、押し上げました。また、伊丹空港ではプロペラ機枠が一部低騒音機枠へ転換され、増便が進められたことから増収につながりました。
なお、2014年は航空機発着回数が夏期スケジュールで過去最高となる予想で、発着回数は、関空、伊丹の合計で前年と比べ14,000回の増加の286,000回、航空旅客数は164万人の増加の3,386万人を見込んでいます。このため、営業収益は191億円増加の1459億円、営業利益は27億円増加の353億円を予想しています。