日本/シンガポールでオープンスカイへ-以遠権の自由化も合意

日本/シンガポールでオープンスカイへ-以遠権の自由化も合意

国土交通省は1月17日から19日の3日間、シンガポールで日本/シンガポール間の航空協議で、2013年に成田空港の発着枠27万回に拡大した時点で二国間輸送の自由化、オープンスカイと実現することで合意した。シンガポールとの交渉は、首都圏空港を含めたオープンスカイの実現を目指す交渉で、ASEAN諸国では第1弾。

2013年のオープンスカイ以外に、それ以前に成田の発着枠拡大にあわせた増便の前倒し、LCCの新規参入を可能とする。また、首都圏空港を除き、以遠地点への輸送も相互に自由化する。

以遠権の自由化では、大型機材から複数の小型機材に積み替え、航空会社の判断で自由に行うことができるため、機動的に運航ができるため、特に航空貨物を重視する関西国際空港や中部国際空港のハブ化にも寄与すると、国土交通省ではみている。

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