カタール航空は2014年5月27日、ドーハ時間9時、日本時間で同日15時から、全ての運航便をドーハ国際空港から、ハマド国際空港での発着に切り替えました。カタール航空は引き続き5ツ星の搭乗体験を提供するとしています。初便はカタール航空のバーレン発ドーハ着のQR1113便でした。
カタール航空のアクバル・アル＝バーキルCEOは「ハマド国際空港への移転は、カタール航空の新たなはじまりで、良さを理解する旅客たちの要望に応えることができる」と歓迎のコメントを寄せています。カタール航空は2014年にA380を受領するほか、A350 XWBのローンチカスタマーとなり、新機材をこの新ドーハ空港から運航します。
ハマド国際空港のターミナルのロビーはカタール航空向けに、5アイランド、138チェックインカウンターが設置されています。このうち、エコノミー旅客向けに108、ビジネスに16、ファーストに14のカウンターがそれぞれ設けられています。チェックイン手続きは3時間前から開始し、エコノミーは1時間前、ビジネス、ファーストは45分前が最終となります。
空港内には4万平方メートルにショップ、飲食施設などが設けられています。ショップはブランド品をはじめとする幅広いテナントが入居しています。
