NASAとヴァージン、スペースシップ2に搭載する最初の実験機器を発表

NASAとヴァージン、スペースシップ2に搭載する最初の実験機器を発表

アメリカ航空宇宙局(NASA)とヴァージン・ギャラクティックは2014年6月3日、同社の宇宙船スペースシップ2に搭載する、最初の12個の実験機器を選んだと発表しました。

スペースシップ2は宇宙旅行を実現するため、ヴァージン・ギャラクティックやスケールド・コンポジッツ社によって開発が進められている機体です。NASAとヴァージン・ギャラクティックは共同で、同機が宇宙空間で経験する微小重力環境を活かした実験を行うこと企画し、大学や民間企業に対して参加を呼びかけていました。

今回採択されたのは、宇宙空間での3Dプリンターの使用実験や、ロケット燃料の保管実験、また微小重力環境下における、微粒子の振る舞いや、ロボットアームを使った姿勢制御実験などです。

スペースシップツーの最初の宇宙飛行は、2014年中にも実施が予定されています。

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