スターアライアンスは2014年6月4日、ロンドン・ヒースロー空港のターミナル2の供用開始を祝いました。スターアライアンスは加盟社が集結し、年間1,200万人の利用を見込んでいます。
初日はスターアライアンス加盟社のユナイテッド航空のみの運航でしたが、全日空(ANA)が6月18日にターミナル2に移転、離発着を行う計画です。同じく6月18日からエア・カナダ、中国国際航空(エアチャイナ)の3社が移転し、合計4社で運用します。さらに7月にはエーゲ航空、エバー航空、タイ国際航空、トルコ航空が移転します。また、7月4日からアビアンカ航空がロンドン/ボゴタ線を就航し、ターミナル2を利用します。
さらに夏の旅行ピークを終え、9月に移転するのはシンガポール航空、エジプト航空、エチオピア航空、スカンジナビア航空です。10月にはニュージーランド航空、アシアナ航空、オーストリア航空、ブリュッセル航空、クロアチア航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザドイツ航空、南アフリカ航空、スイスインターナショナル、TAPポルトガルです。この時点でロンドンに就航するスターアライアンス加盟23社が集結します。
ターミナル2を利用する航空会社間のMCT(最少乗継時間)は60分に設定されています。チェックインエリアは、速さ、効率を重視して設計されており、81台の共通セルフサービス・キオスクが設置され、バゲージ・ドロップ・エリアが設けられています。
ファースト、ビジネス、スターアライアンスゴールド・メンバー向けにはフルサービス・チェックイン・デスクが設けられ、このプレミアム旅客向けにはセキュリティのレーンで専用のファスト・トラックも用意されています。また、ラウンジはメインターミナル、サテライトにユナイテッド航空はじめ4社が設けます。