全日空(ANA)は2011年5月の国内線、国際線の輸送実績、運航実績を発表した。主な実績は下記のとおり。
国内線の路線別の搭乗率で高い3路線は伊丹/那覇線が86.9%と最も高く、伊丹/大分線が81.5%、広島/那覇線が79.7%だった。また、低い3路線は羽田/大島線が25.2%、札幌/函館線が27.6%となり、関空/旭川線などが30%だった。
なお、国際線の旅客数は120.7%だが、2010年11月から羽田から5路線の新規就航、定期チャーター便から定期便に変更した4路線の実績が含まれている。これを前年の定期チャーター便を含む比較では103.3%になるという。
■ANAグループの旅客輸送実績- | 2011年4月 | 2011年5月 | 前年比(%、%ポイント) | |
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国内線 | 旅客数 | 224万5529人 | 272万4933人 | 86.2 |
搭乗率(%) | 47.6 | 56.1 | -7.2 | |
国際線 | 旅客数 | 37万2608人 | 43万6988人 | 120.7 |
搭乗率(%) | 55.1 | 68.6 | -8.9 |
(すべて%) | 2011年4月 | 2011年5月 | 前年5月実績 | |
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国内線 | 就航率 | 94.1 | 99.4 | 99.6 |
定時発着率 | 97.2 | 97 | 97.2 | |
定時到着率 | 94.3 | 94.8 | 94.3 | |
国際線 | 就航率 | 99.3 | 100 | 100 |
定時発着率 | 94.9 | 90.5 | 91.7 | |
定時到着率 | 85.3 | 83.9 | 82.9 |