アメリカのフランク・ケンドール国防次官は、2014年6月12日、F-35の運用・維持コストを10パーセントから20パーセント削減する提案や参入を広く産業界から募りたいと話しました。
F-35計画最高責任者のクリストファーC.ボグダン中将も、敵対国から航空優勢を確保するためにもF-35の信頼性を向上させ、稼働率を上げるよう産業界に期待したいと述べています。
ボグダン中将によると、以前は飛行ごとにエンジンのオイルをチェックしていましたが、整備記録をとり警告システムを補正した結果、10時間ごとに作業を削減することができました。これにより、2013年は空軍のF-35の平均ダウンタイムは4.5時間だったところ、2014年は3時間に短縮されており、さらなる整備の効率化が可能としています。
アメリカ国防総省は中国のJ-20とJ-31ステルス機に注目し、分析を進めています。F-35のソフトウェアBlock 4に続く新たなソフトウェアを検討しなければならないとしています。