タイガーエア・マンダラ、7月1日に運航停止 タイガーエアが投資撤退

タイガーエア・マンダラ、7月1日に運航停止 タイガーエアが投資撤退

インドネシアの格安航空会社(LCC)で、シンガポールを拠点にするタイガーエアのグループのタイガーエア・マンダラは2014年7月1日で運航を停止すると発表しました。タイガーエア・マンダラは、マンダラ・エアラインズ時代の2011年1月に運行停止し、タイガーエアの出資により2012年4月に運航再開し、ブランド名をタイガーエア・マンダラに変更していました。

タイガーエアの発表では、タイガーエア・マンダラは営業赤字を抱え、競争環境が厳しいことから、運航停止を決定しました。タイガーエアは現在、35.8%の株式を保有しており、Roar Aviation Pte Ltd、Saratoga Group、PT Cardig Internationalの主要投資先と共に売却先を探していましたが、その交渉も決裂しました。

なお、タイガーエアはシンガポールを拠点とし、引き続きインドネシアを重要なマーケットとして運航を継続するとしています。また、タイガーエア・マンダラを7月1日以降に予約している旅客には返金で対応するとしています。この対応はマンダラ、またはタイガーエアのコールセンターで、7月31日まで申し出を受け付けます。

これにより、タイガーエア・マンダラの最終便は7月1日の香港発2時35分、デンパサール着7時35分のRI545便となり、これ以降の便は全て運航中止となります。

期日: 2014/07/01まで
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