Googleグラス、乗客、スタッフから高評価 コペンハーゲンで実証実験

Googleグラス、乗客、スタッフから高評価 コペンハーゲンで実証実験

コペンハーゲン空港は、旅客サービススタッフがGoogleグラス着用した実証実験を行い、成功を収めました。SITAがこの実証実験に技術面で協力し、ウェアラブルデバイスによる新たな技術採用により、より高い質の乗客サービスを提供できるとしています。

この実証実験では、利用客、サービスチームからのフィードバックのほとんどが肯定的なものでした。特に、使いやすさ、タブレットと比べユーザーフレンドリーである側面が際立っています。さらにハンズフリーのため、スタッフは画面を確認しながら、乗客に注意を払い、よりよい接客ができます。

Googleグラスの画面を使い、Google翻訳、ゲートや手荷物、フライト情報などを確認でき、乗客への案内に役立てられるほか、勤務中の他の同僚と情報を共有することもでき、顧客対応からチームでの業務まで、幅広く業務改善につながるとしています。

その一方、技術的な問題としてはスキャン機能の改良や改善、バッテリ寿命の延長などが必要だとしています。ただ、こうした点が解消されれば、航空輸送業界で広範に使用される可能性は大きいとしており、SITAは引き続きテストを続け、このウェアラブルデバイス技術の最善の方法を研究していくとしています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く